風邪(ふうじゃ)はめちゃくちゃ怖い💦
春は風が強い。それにしても今年は風が強い日が多い。
この風、実はとても厄介💦
中医学では、風、暑、湿、燥、寒これらそれぞれ、実は私たちの身体には害を及ぼすので外邪(がいじゃ)と呼ばれている。
ウイルスや細菌だけが害を及ぼしているわけではなく、この自然現象(風、暑、湿、燥、寒)こそ、体調の良し悪し、気づかないうちにものすごーく影響を受けている。
春はまさしく風邪(ふうじゃ)の季節。
最近、頭痛がする、首筋が張ったり、やたら肩が凝る、めまいがする…
もしこのような症状が、最近急にひどい💦という場合はまさしく風邪(ふうじゃ)の仕業の可能性大!!(慢性的な場合は理由がまたちょっと違う)
風邪(ふうじゃ)は上半身に影響を与えやすく、また単独で悪さをするのではなく他の邪を巻き込んで身体に侵入してくる。
”風邪(かぜ)をひく”という言葉があるが、まさしく風を体内に引き込んでしまった状態を表現している。
わかりやすいのが、北風。
北風は風+寒の邪でこれが身体に侵入してくるときは比較的わかりやすい。
北風にあたると、背中あたりがぞくっとした経験、誰でもあると思う。
これがまさしく身体の中に風寒の邪が侵入してきたサイン。
そのあとは身体がぞくぞく寒気(悪寒)がしてきて、その後、まさに身体が緊張したり、風邪(かぜ)と言われる症状がでてくる。
本来皮膚にはバリア機能があって、外邪を侵入させない役割があるが、風邪(ふうじゃ)は動きがあるため、いとも簡単に皮膚を突き破って侵入してくる。
それは強風になるほど恐ろしい💦
だから風邪(ふうじゃ)は中医学では”百病の長”といわれている。
皮膚のバリア機能が低下していると、風邪(ふうじゃ)と共にウイルスなどもさらに入り込みやすく、いとも簡単に体調が崩れる。
春の季節、冬に比べて薄着になり、特に首まわりは露出度が増え、無防備な状態。
風邪(ふうじゃ)は肌が露出した場所から侵入しやすいので、まさしく首すじが一番影響を受けやすい。
そこでお薦めなのが、
春の時期、首を温める目的ではなく、首を風から守るという意味で首に巻くものを持って外出するということ!
さらに近年は日々の気温差も激しい💦激しすぎる(^^;)
この変化も身体には大きなストレスで、バリア機能が低下するのでより一層、風の強い日は気をつけて!!