首専門の鍼灸師

一人でも多くの慢性痛に悩んでいる人を救いたい

中医学(東洋医学)は西洋医学にはない強みがある

東洋医学といった方が馴染みがあるかもしれないけど、正確には中医学

中医学の最大の強み・・・それは"補う”という治療ができること。

実はこの”補う”という発想。めちゃくちゃ大事!!

なんだかいつも疲れている…やる気が起きない…病院で検査してもらっても特に大きな異常はみつからない…薬を処方してもらってもすっきり治らない…

明らかに自分では不調と感じていても、西洋医学の視点からは検査上問題なければ、特に問題なし。

こんな状況で、特に問題がないと言われても納得がいかない💦

西洋医学では重要視されない症状の改善こそ、中医学の出番である。

特に大きな異常がないのになかなか症状が治らないということは、治る力が不足している証拠。

中医学の理論はおおまかに言うと

気…各臓器をスムーズに働かせる力。身体のエネルギー源。

血…各臓器に栄養を与える力

水…各臓器をスムーズに働かせる潤滑油

この気・血・水が身体に十分に行きわたっている状態が健康と定義される。

だけど、生活しているとおわかりのとおり、日々めちゃくちゃ消耗している。

みんな毎日頑張っている!それは自分の身体を酷使している証拠。

つまり気・血・水を消耗している。

だから日頃から労わってあげないと身体はストライキを起こす。

そして気がつくと自分ではどうにも解決しづらい状況になっている。

そんな時、鍼灸や漢方は、症状によってどこの気・血・水の不足があるかを見極めて、補う治療ができるというわけ。

漢方は”補う”という意味の生薬がある。

では鍼灸でどうやって”補う”治療ができるの?

そう思うかもしれない。

身体には360以上のツボが点在していて、実はそのツボ1つ1つには意味がある。

その中で“補う”意味のあるツボに刺激を与えることで、身体は元気になっていく。

でも“補う”という治療は各自で普段から行うことができる。そして自然にやっている。

食事

睡眠

休息

この3つが自分でもできる“補う”治療。いわゆる養生。

だから中医学ではまずこの3つがきちんと機能する身体づくりをとても重要視している。

しっかり消化吸収できるように胃腸を整え、ぐっすり寝れるように神経を整えて、疲れすぎる前にブレーキをかけられる脳の状態をつくる。

そうすると自然と気・血・水は整ってくる。

そしてエネルギーが満たされてくると、人は自然に動きたくなってくるし、何かやりたくなってくる!!

頑張るのはそれからで大丈夫!!

そんなわけでもし、西洋医学で解決しづらい症状があったら、中医学の専門家に相談してみると解決の糸口が見つかるかもしれない!

もちろん私もいつでも相談のります!(^^)!